by mi8_bluesnow
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2010年 03月 18日
清々しい一日だった、木曜日。
駅までの道のりは、この季節、何の花か分からないけど、良い香り。 朝は花粉予防のマスクをしているけれど、そのすき間から、春の香り。 「よし、これから仕事だ!」スタートダッシュにもってこい! 生命が芽吹く、自然の勢いを、カラダ全体で感じます。 途中、見かけたのは、親子連れ。 子供はビシッと、小さいスーツ(って言うのか?)。 そうか、卒業式か卒園式か。 電車でも、よく見かける。着物姿の女性と、そのお母さん。 男は大抵スーツだから、サラリーマンと見分けがつかない。 僕の大学時代を思い出す。 両親に対して、「別に来なくていいよ。」って、言ったっけ。 来たがっているのを、無理やりに。・・・初めての子供の卒業式なのに。 考えてみれば、卒業式に限らず、式典って、成長を披露する場なんだと思う。 そして、その成長には、実に多くのチカラが働いた訳で、感謝の場なんだ。 両親に感謝どころか、こんな田舎の大学に入れやがってという身勝手な恨み。 そして、成長なんてちっともしていない、ギャンブルの借金を抱えた卒業生。 卒業式。入場する時、僕は普通にスーツ姿。 退場する時、パジャマに着替えて、体育館を出た。 あの時の、僕の精一杯のギャグ。 大学時代は、ずーっと同じ。何かを茶化したかった。小バカにしたかった。 既に二十歳を過ぎ、年齢はオトナだったが、ココロは未熟なままだった。 何事も、真正面から向き合うことが出来なかった。 茶化すという事は、精一杯援助してくれた親や家族、その他大勢の人たちの 真剣な思いを全て無にするような、行動だった事に、いま、気づかされる。 今では、自分が式典の当事者になる事は殆ど無いけど、 似たような感じでは、バースデーミーティングだろうか? 1年目、2年目は、硬い表情・・・。「ここで喜んだら、先行く仲間に怒られる。」 3年目。僕は爆発しそうな喜びの中にいた。 多くの仲間。そして、自分の理解する神様のおかげで、ここにいる事が出来る。 感謝。そして、自らが体験した、希望のメッセージを運ぶ事が出来る喜び。 ギャンブルの自助グループの20周年記念で、 実家から来てくれた母親の前で、ステップのスピーカーをさせて貰ったのも、 あの時、母親が「もう仕事なんかするな」と言ってくれたおかげだったから、 感謝を表す機会だったし、少しずつ成長してる喜びを伝える機会だった。 まぁ、僕は、止めはじめて3年9か月だから、これから卒園、入学だ。 夜、某施設の事務局会議に参加した後、帰り道。 遠くに住んでいる、若者からメールをもらった。 ギャンブル依存本人である父親の事で、死まで思い詰めていた、その子。 あるきっかけで、電話を通じて話をさせてもらった。 「よく眠れるようになりました!」 今どき・・・、何が今どきなのかすら分からない、35歳の僕ではあるが、 その子のメールは、清々しいほど、前向きで、生きる力に溢れていた。 良かったねぇ。○○する余裕が生まれたんだってさ! いいなぁ。青春だなぁ!!! よーし、オジサンも、・・・いや僕も○○するぞ!!! ステップをやれば、少しずつ、成長していくことができる。 ココロが成長していったとき、初めて、フラットな目線で相手を見る事が出来る。 ありがとう!!!!!
by mi8_bluesnow
| 2010-03-18 23:56
| 日記
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