by mi8_bluesnow
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2011年 09月 22日
再び来る三連休前の、木曜日。
日曜日は長野へ。 前日、土曜日は横浜へ芝居を見に行きます。 大学3年、学内の演劇サークル仲間で立ち上げた劇団。 あれから、15年が経ちます。 ひとつの事を15年続ける、そのチカラ。 主宰者であり、友人である、彼の事を尊敬しています。 僕は、当時、芝居に携わってはいたけれど・・・。 稽古はしたくなかったし、好き勝手なことで彼を困らせた。 舞台には出たかったけれど、面倒な事は誰かに押し付けた。 仲間達が芝居の話をしている横で、いつも酔っぱらっていたし、 真剣さを背に、パチンコ屋へひとり向かっていった。 病気が進行する中、繋がりを自分から切るふるまいをして、数年後。 ステップという道具のおかげで、再び繋がりを貰えた。 何をするってわけじゃない。 観客のひとりとして、芝居を見に行くだけ。 自分ができないことを、彼がやっている事への恨み、 その恨みが、彼への尊敬の念に変わった時・・・。 目の前の芝居が、過去の後悔を投影するものから、 同時代を生きる喜びを織りなすものへと、変わった。 今回は、震災を題材にしたもの。 彼の元住居は、被害の大きかった海岸沿い。 そこは、僕らが、かつての夏、12時間かけて自転車で走った海岸。 笑顔も 泣き顔も 怒った顔も 安らかな顔も 僕は、この目に焼き付けたい。 それが、僕に、できることの、ひとつ。 おちつく、場所。 先日の休暇。西へ行くのか、東へ行くのか。 あてもなく、新大阪に着いて、乗った新幹線は東行き。 僕にとって、おちつく場所があるということ。 夜行バスで仙台に行って、そこから電車を乗り継ぎ、平泉へ。 レンタサイクルで、中尊寺や、毛越寺。 歴史はまるでダメだけど、夏の終わりにピッタリのプレゼント。 地元の人たちは、こんにちは。 ベロタクシーの運転手も、こんにちは。 この町には、気持ちいい挨拶がいっぱい。 帰りの電車。 車窓から見える、家並。 爪痕はある。 けど、好きだ。 好きだ。 また、行くね。 ありがとう!!!!!
by mi8_bluesnow
| 2011-09-22 23:29
| 日記
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