by mi8_bluesnow
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2009年 08月 12日
今年は、なんだか変だ。 天気の事・・・ではありません。
例年は、お盆あたりになると仕事が減り、「それじゃあ休むか!」 所長のひと声で夏休みに入るんだけど、今年は違う。 お盆真っ最中の木、金曜日も仕事がある。これは珍しい。 仕事柄、不動産屋さんの動きに仕事量が左右される、この事務所、 その不動産屋さんだって、お盆休みを取るはず、が、今年は違う。 変だけど・・・このご時世、仕事があるってありがたい事。 結局、一斉に休むのをやめ、各自の夏休みがやっと決まりました。 僕個人としては、計画があって・・・。 平日に休みがもらえたら、山梨に行ってこようと考えていました。 ギャンブルの自助グループは、現在山梨県内にグループがないので、 行政窓口やら病院やら、チラシを持って行ってこようと考えていて、 休みの日程が決まった昨日も、行く場所を検討していたんです。 仕事が終わり、帰りの電車、東京の超活動的ステッパーからメールが来ました。 「9月から、甲府市でグループが立ち上がります。軌道に乗るまで 関東や長野の仲間たちで支援できればと思っています。」 !!!!! 僕は、その時、色んな気付きを僕の理解する神様から貰いました。 僕にとってイチバン大切な本の一節。 「彼は人に親切であろうと努めていた時でさえ、実は自分勝手ではなかったのか。」 「彼は、自分で何もかも取り仕切っていれば、申し分のない満足と幸福とが つかみ取れるのだという妄想にとり憑かれていたのではないか。」 12番目のステップ活動として、他県にメッセージを運ぶのは大切。 それが未だグループの無い地域ならば、なおさらなのかもしれない。 「当然の事をやっているんだ!」「良い事だろ!いいじゃないか!」 しかし、心の奥底は? どうだろう? 正直なところ、他県にメッセージを運んだら目立つなぁと思っていた。 だから、他の仲間にはナイショ。出し抜いてやろう精神が爆発です。 3年前、ギャンブルとアルコールを止め始めたころの事。 あの時の僕が、ミーティングでよく喋ったのは「身ぐるみ剥がされた感じ。」 守るものが何もない。痛い。 そんな、僕の守るもの。・・・プライド、自尊心、他人からの評価。 僕が相手に不誠実な振る舞いをして、その結果、怒られたり、シビアな評価を受けたり。 しかし、それを受け入れられない自分。現実を、結果を見たくない自分。 自分を守りたくって、時にギャンブル、時にアルコール、時に異性・・・、 自分を誤魔化して、現実を薄めるだけ薄めて、その中をボヤーっと漂ってきた。 ギャンブルとアルコールを止めただけでは、何も変わらなかった。これが事実。 だって、ギャンブルとアルコールを手にする前から、僕は守っていた。 偽りのプライド、偽りの自尊心、不誠実なクセに他人からの評価を気にする事。 自助グループって、依存症からの回復を目指す場なのに、 間違ったものを守る僕にとっては、戦いのワンダーランドでしかなかった。 「あいつらより回復する!」「あいつらと違った事をやる!」 そんな生き方は、苦しくてたまらなかった。 自助グループだけじゃない。 最後にクビになってから半年後、仕事へ復帰したけれど、その職場でも・・・、 「所長には怒られたくないから、ミスを隠そう」「あの上司はバカだ、俺の方がマシ。」 ステップに縋りついて、自分の身勝手さや不正直さがでるメカニズムを知り、 その欠点を神に取り除いてもらう行動を経て、もう不健全なモノで自分を満たす 必要がなくなった。 だからと言って、ステップ、ハイおしまい! じゃない。 僕は強烈な自我のかたまりだと思う。 すぐに神様に指し示してもらった、今日一日の途から逸れる。 逸れると、自分の欠点、イヤな部分が、すぐに舞い戻ってくる。 最近、そのイヤだなぁという感覚が分かる。・・・ステップ10。 話戻って、山梨。 僕が、イロイロ考える必要なんて、ない。 逆に、僕が自分で何でも取り仕切ろうとしている事に対し、 甲府でグループ発足というグッドニュースを通して、警告を発してくれたんだろう。 僕が、イロイロ考えるまでもなく、 神の配慮は、山梨は甲府に、ずっと前から、あった。 僕が、イロイロ考えるまでもなく、 僕の理解する神の配慮は、ずっと前から、あった。 問題は、受け取る側、そう・・・僕の問題だった。 秋は、山梨的にもいい季節。僕の持てるものを捧げたい! ありがとう!!!!!
by mi8_bluesnow
| 2009-08-12 13:10
| 日記
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