by mi8_bluesnow
|
2010年 06月 11日
カメが地味に変わっていく・・・、金曜日。
昨晩は、バタンキューという言葉がピッタリ。 午後からは転職の面接。 そのあと、横浜駅前で仲間とステップワーク。 そして夜は、関わっている某所の会議。 転職の話。 初めのうちは、僕の人生の一部だからと書き込んでいましたが・・・、不安。 このままじゃ、ブログタイトルが「ミヤーンの転職連敗日記」になってしまいそうな。 昨日、機会を頂いた会社は、中途採用の第2ステージ。 面接&一般常識(・・・。)&小論文(・・・。) 試験が終わった後、横浜へ向かう電車の中で、答えの確認。 巷で売れまくっている本のタイトル。 「1Q84」 僕が書いた答え、 「1Q86」 ・・・。 あら~、残念。2つ余計でした。惜しい! ・・・って、おい! (ちなみに、消してこの回答。消す前は・・・、1Q89。。。) 教科書に出てくるような内容の問題は出来たのですが、 最近の本や映画のタイトルを外しまくり。あぁ、薄っぺらい、知識。 電車の中、ケータイで答えを検索しては、身もだえる、僕。 「きっと、総務のデスクで、みんな笑ってるだろうな。」 そんな考えが、頭を過ぎり、恥ずかしくてたまらなくなった。 以前だったら、家へ帰って酒飲んでフテ寝するか、パチンコ行くか、 昼間から夜遊びの店に行くか、そんなモードだ。 だけど、そのモードの根本原因は自分だと、当たり前の事をしっかり受け止めた。 恥ずかしいけれど、不勉強なんだから、仕方ない。 同じような機会が与えられた時、苦い経験が活かせるよう、今から準備。 さて、役員面接へと進めるか? 結果は、やっぱりおまかせ、ですね。 6年前。 一つ目の会社をクビになった後の、再就職活動。 最終的に、先輩のツテで二つ目の会社に潜り込むのですが、 その前に受けた会社での試験を思い出します。 国内外の年中行事がごちゃ混ぜになっていて、暦の早い順に並べる問題。 「大つごもり」のような日本のモノは分かるのですが、 「アメリカ独立記念日」と「パリ祭」が何月何日か、さっぱり分からず、結果は誤答。 後日の最終面接での会話。 「へぇ、独立記念日とパリ祭が分からなかったんだ。・・・後で調べた?」 「あ、いや、調べていません。」 「キミは、分からない事が有ったら、調べようとしないんだ~。」 痛い所を突かれて、青ざめてしまった。 考えてみれば、高校時代から、戻ってきたテストを見返すことはしなかった。 テスト。苦痛そのもの。勉強が嫌だ。 勉強しないから点数が悪い。テストを受けるのも、答案を受け取るのも嫌だ。 そのクセして、中学校までの‘できる自分’を捨てることが出来ず、 俺だってやれば出来ると言いながら、テストの見直しをしなかった。 で、当然のように、追試もダメ。次の試験も、ダメ。 ‘できない自分’を受け入れ、恥ずかしながらも、イチから取り組み直すべきだった。 同じようなパターンは、大学に入っても、社会人になっても、続く。 僕より演技が上手い、同期や後輩にコツを聞く気にもなれなかったし、 社内で浮いている僕は、信用を勝ち得ている同僚の話など聞きたくなかった。 自分という‘像’を、どんどん巨大化していくうち、本当の姿をさらすのが怖くなった。 それは、ギャンブルやアルコールの酔いの中で、やっと保てた、巨大さ。 自助グループや、施設にいても、僕の場合は‘本来の寸法’に戻れなかった。 周りで、ステップに取り組んで劇的に良くなっていく仲間を見ても、 僕自身がオレ流ステップを振りかざすしかなかったのは、 自分がやっている事を否定されたくなかったからだった。 そんな僕も、シラフで底をつくという形で、 誰に強制された訳でもなく、自分自身で今までのやり方は誤っていたと納得し、 経験者に縋りつき、ステップを手渡してもらう。 「このやり方じゃ、ダメだ。」 そんな風に感じ、それでも、人に何かを教えてもらったり、話を聞くのは苦手。 でも、そうしなければ、違うやり方が何なのかもわからない。 恥ずかしいけど、動かないと、同じような事でまた恥ずかしい思いをするし、 そんな僕が、いま苦しむギャンブラーの手助けをしようとしても、 助けるどころか、死に追いやってしまうと、今なら思える。 で、その行為は、そっくりそのまま、自分に戻ってくる。 そんな事を、僕は、ずっと繰り返してきたのだから。 ありがとう!!!!!!
by mi8_bluesnow
| 2010-06-11 15:31
| 日記
|
ファン申請 |
||