by mi8_bluesnow
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2010年 08月 22日
お昼に抜歯、日曜日。
1か月前に、智歯周囲炎で久しぶりに歯医者へ行った時、 原因の親知らずではなく、真上の親知らずを抜いた方が良いと言われ、 ではお願いしますという事で、本日。 昨年、2本抜いた時もそうでしたが、歯を抜くのはイヤだなぁ。 診察台で、僕は、まな板の上の鯉。ゆだねるしかない・・・。 上側の親知らず、さらに虫歯で欠けまくりなので、難しいとのこと。 抜く途中で歯が欠け「あっ、申し訳ない!」先生、大変そうだった。 しかし、痛みが全くと言っていいほど無く、見事に抜けました。 すごい。すごいなぁ。現代歯科学。 女性スタッフから「持って帰りますか?」・・・い、いや、いいです。 やっぱり、これも経験値なんだろうな。 座学のあと、実技(?)を学んで、実践をひとつずつ積み重ねる。 初めは、怖いだろう。麻酔を打つことも、抜く事も。人の歯だし。 しかし、実際にやってみて、経験値がアップする。世界が拡がる。 夜、仲間と分かち合い。 午後に会う約束だったが、現れず、夜に変更。 僕も、仕事や仕事以外の予定を頭で覚えようとして、忘れる事がある。 自分の能力の限界(減退)もあるし、行動範囲が拡がり約束も増えた。 数年前から、手帳を買い、一年前からは小さいメモ帳も買った。 その場その場のスケジュール、約束などは小さいメモ帳。 終わったら、破って捨てる事が出来る。 長期的なものや、繰り返しのスケジュールは、手帳へ。 そんな事、やっている人から見れば、当たり前の事かもしれない。 しかし僕は、頭で覚えられると思っていたし、書くのを面倒くさがった。 バカバカしいと思っていた事。でも、そこから、始める必要があった。 ・・・そこから、始める必要。 ステップを始めて、ひとつずつ進めていくなか、ふと湧きあがる怖さ。 自分の問題を認めた。生き辛さも認め、いざステップ。 しかし、どうなってしまうのか、怖い。 怖いのは、当たり前なんだ。やった事がない事を、これからやるんだから。 今まで、フタをしたり、アディクションを使って誤魔化してきた事を、 自身の目で見つめなければならないのだから。 しかし、これからやることは、メチャクチャな事ではない。 野球の初心者に、ダルビッシュの球を打ってこいと言うのはメチャクチャだ。 初めは、フンワリとボールを投げるところから始まり、 バッティングセンターのように、徐々にスピードを上げていく、 その積み重ねで、ようやく150キロ近くの速球に挑める。 しかし、当の本人は、いきなりダルビッシュと言われている感覚になる。 できる所から、やっていくしかないんだ。ゆっくりでもいい。 ひとりにはさせない。まずは経験者が寄りそう。 そして、ある時からは、自分の理解する神様が指揮官だ。 仲間との分かち合いで、色んなたとえを話した。 歯医者の話もしたし、ダルビッシュの話も。 さらに、‘1+1=2’から始まって、‘微分積分’へと至る話もした。 「・・・なんで、繰り返しくりかえし、仲間に話をしたんだろう。」 家への帰り道、ふと、思った。 そうか、これは、自分に言っている。 分かち合いだと思っていたが、説教じみた事を延々やっていた。 繰り返し、自分に言い聞かせていたんだと、気付いた。 僕は、そんな事言える立場か? 怠惰さに流され、やらない理由を並べたて、人を羨んでいる。 思った。 ステップを実践している人は、シンプルだ。 やっているから、自分の言葉に揺らぎが無い。クドクド言う必要は無い。 説得力がある。 僕は、言葉に裏付けがないから、何度も繰り返さないと自分が心配なんだ。 仲間に言っているんじゃない。自分に言っているんだ。 手渡しているつもりが、貰う事の方が、はるかに多い。 導きを、丁寧に歩いていこう。 ありがとう!!!!!
by mi8_bluesnow
| 2010-08-22 21:59
| 日記
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