by mi8_bluesnow
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2010年 09月 30日
9月終了、木曜日。
前半は酷暑の連続、後半は急転直下の冷たい長雨。 まぁ、なんだかんだで、季節はめぐっていくんですねぇ。 仕事が終わり、久しぶりに池袋の勉強会。 11月の第2週、板橋にて毎年恒例の集会があるため、 勉強会へ参加している皆さんへ、体験談発表のお願いをしつつ・・・。 帰りの電車。メール。 「招待状を、速達で送りました。よかったら来てくださいね。」 昔、お付き合いしていた人からのメール。 ・・・お付き合いというと、語弊があるのだと、今なら理解できます。 お酒のチカラを借りて、人のココロに土足で踏み込むような、はじまり。 施設に入るまで、いろんな問題を起こしてきた僕に、 それでも会ってくれたり、話をしたりしてくれました。 そんな厚意を、僕は逆手にとり、その人にベッタリくっ付き、お金も借りました。 施設に入り、新しい生活をするんだという自己正当化のもと、 そんな付き合いが無かったかのように、借金もろともフタをしました。 「そろそろ、会ってもいいかな?」 周りの仲間たちが、少しずつ親とか元配偶者や、友人に会うのを見ていて、 それらはステップに立脚したものでは無かったけれど、見ていて嫉妬した。 「ギャンブルの自助グループの中で、イチバン回復しているのは、オレなのに・・・。」 仲間とのパワーゲームに負けない為に、僕も誰かと会う必要があった。 しかし、一歩も前に踏み出せないまま時間がたち、息苦しさはピーク。 縋るように経験者からステップを手渡してもらう事になったのが、2年弱前。 「この人とは会えるなぁって思っている人ほど、実は深く傷つけているんだ。」 棚卸しを完了し、埋め合わせのリストに繋げていく中で、気付かされた。 この人なら、ここまでやっても、お金借りても、約束破ってもいいでしょ~。 そんな不誠実な態度で、ずっと接していたんだ。 だから、埋め合わせにしても、この人なら怒られない、誤魔化せるでしょ。 そんな見下した態度も含めて、埋め合わせしたい。 家族のグループの仲間からもアドバイスを頂き、昨年春、その機会を貰いました。 どこまで言うべきか、謝罪といっても、新たに傷つける訳にいかない。 初めて、この人と接していて、配慮というか言葉に気をつけながら話をしました。 今までのふるまい、今後の事、金銭の埋め合わせも含めて。 その後は、お茶したり、食事に行ったり、お互いの発表会を見に行ったり。 ごくごくたまにですが、そんな感じです。 元々、中身がスッカラカンな僕。 こんなキッカケで、あわよくば再び付き合えないかな、って思ったりします。 しかし、ステップをやっていて本当に良かったなと思うのは、 自分中心に世界が回っているのでは無い事を受け止め、生きられる事。 もう、他人を、自分のココロの穴埋めに使う事はないだろうという事。 その人の幸せを祈る。 その延長線上に、僕がいるならば、それはそれで嬉しい事だけれど、 そうで無かったとしても、神様の計画の中、その人は幸せに歩みを進めるだろう。 その人は、その人の生き方を歩んでる。 僕も、やっと正々堂々と、自分の生き方を歩み始めた。 そんな距離感で、必要な時に連絡を取り合い、あさっても。 自分の利己的な考えを超えた地点に、人間と人間の心地よい繋がりがある。 人の幸せを願う事の出来るいま。僕は幸せだと、笑顔で言う事が出来ます。 ありがとう!!!!!
by mi8_bluesnow
| 2010-09-30 23:59
| 日記
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