by mi8_bluesnow
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2010年 10月 01日
のこり3か月、金曜日。 仕事の関係で、ちょくちょく遠出する事がありますが、 駅の反対側へ行く事は、ほとんどありません。 何か月ぶりの、東口。 つい最近まで営業していた駅ビルは、40余年の勤めを終え、解体中。 いよいよ駅前再開発が始まり、南側にはこの街でイチバン背の高いマンション、 そして林立していた雑居ビルのテナントが、マンションふもとの再開発ビルへ 一斉に引っ越し、そのオープンが今日でした。 そんな事も知らず、駅の反対側に来てビックリ。キレイになったなぁ。 再開発って素晴らしいと、手放しで評価する訳には行かないかもしれない。 昔ながらの住環境が壊れてしまう弊害だってあるでしょう。 しかし全体的な流れは、より良い生活へ向かう、スクラップ・アンド・ビルド。 再開発の完了は、まだ先の事。街の風景も変わって行くのでしょうね。 昨日の勉強会で、引きこもりの問題を持つ仲間とメルアドの交換をしました。 もうすぐ、引きこもり本人の12ステップグループを立ち上げるという事で、 他の仲間と、何回も打ち合わせを重ねているそうです。 引きこもりという行為を、依存と捉える、このグループ。 ・・・家の外に出ているんだから、もう、引きこもりじゃないじゃん。 確かに、部屋には引きこもってない。しかし、外に出てもなお、引きこもる。 閉店ガラガラとシャッターを閉め、人ごみの中、ココロの中に引きこもる。 「僕も、昔はパチンコ屋とか居酒屋に、引きこもってましたよ。」 彼らの話に、強烈なシンパシーを覚えるのは、根っこが同じだから。 高校の時、学校には行くが授業には出ず、部室に朝から晩までこもっていた。 夜おそく家に帰ると、急いでご飯を食べ、部屋にこもる。 同級生が怖く、親がうるさく、兄弟との関わりが鬱陶しかった。 部屋でこっそり飲む、ジュース割焼酎の酔いで、苦しさを消そうとした。 大学に入ってから、パチンコを覚え、パチンコ屋が居場所となった。 その気持ちよさを、どうにもならなくなる4年前まで求め続けた。 じゃあ、ギャンブルを止め、さらにお酒も止め、全て解決したのか? 施設に入り、共同生活をし、自助グループに通い、再就職できた。 でも、僕は、相変わらず孤独だった。 周りに人がいても、色々アドバイスしてくれる仲間がいても。 そんな孤独を埋めようと、ギャンブルやお酒以外の不健康な物事を使う。 時には資格の勉強や高額な教材の購入、時には他人への過度な関わり。 いわゆる出会い系のたぐいに登録した事もあった。 もう一度底をつき、12ステップを手渡しもらい、孤独の原因を知る。 僕の場合は、周りを見下す、プライドの過剰な高さだった。 その他にも、自分で出来るから、周りのアドバイスを聞かない。 そもそも、疑問があっても、どのように聞いていいのか、分からない。 クチでは、仲間が大切とか職場の人間関係が大事とか言っても、事実は逆。 周囲との繋がりを、僕自身の振る舞いでダメにしていったんだ。 まさか、自分の側に問題があったとは。 僕を孤独にするのは、周りがバカでセンスが無いからとしか思えなかった。 真実を知り、じゃあどうするのかという方策を神に求め、実際に行動した。 直接の埋め合わせ、間接的な埋め合わせ。 僕から、孤独感が流れ出し、友情という言葉の意味を知る。 いままでバカにしていた言葉が、大切で中身の伴う言葉に変わった。 今までの生き方を手放すのは、苦しい事だと思ってた。 その生き方の上であぐらをかいていた時には。 僕の側に問題がある、敗北を認める。・・・でも認めざるを得なかった。 しかし、そのお陰で、僕の中の古い建物は崩れ去り、 「最後には自由の身となってくぐり抜ける凱旋門」が築かれるに至った。 素晴らしい人生。そんな人生を与えてもらったにも関わらず、時に途を逸れる。 今でも、ちょくちょく、孤独を感じる事がある。 人が多く集まる仲間に対して嫉妬を覚える事もある。 ・・・人との関わりが嫌で、家にこもり、パソコン相手に日が暮れる事だって。 そんな時、僕は凱旋門の前に、壁を造り始めているのだろう。 その壁が、越えられないほどの高さになった時、僕はどうなるか。 容易に想像がつく。 孤独や寂しさから嫉妬を覚える時、それは僕にとってのシグナル。 自分の生き方について詳細チェックすべき、緊急警報。 慰められるよりは、慰めることを。 理解されるよりは、理解することを。 愛されるよりは、愛することを。 悔しいと思う事もある。なんでコイツにって思う。けど、原則だ。 祈りをし、導きを求め、謝るべきは謝り、正すべきは正す。 次々と造られる壁を解体し、凱旋門を強固なものにする。 その先にあるのは、より良い生き方。 壊して造り、壊して造り、僕は成長する。 ありがとう!!!!!!
by mi8_bluesnow
| 2010-10-01 23:57
| 日記
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