by mi8_bluesnow
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2012年 04月 13日
一瞬の美しさを、とおり抜けて、金曜日。 美しいのは、目に映る色だけではなく、鼻をくすぐり、 心に語りかける、香りの美しさ。 ごく普通の人間なんだと、思いを新たにする、季節。 緑が深くなり、紅く色づき、黒々とした時間を経て、また美しく。 そうやって、僕も、生まれ変わっていきたいなと、思うのです。 そして。 そう、本当に普通の人間だという事を思い知らされる。 わすれていた。僕は、そういう生き物なのだということを。 当たり前にしてきたことが、機能しなくなる、身体のしくみ。 強烈なシグナルが内面から発せられても、僕は。 何とか進もうと、大丈夫なはずだと。 もがく。 イチバン大切な本の、サブテキスト的な本。 「最初に、神との関係を妨げるものは自分の利己的な意志で あることに気づく必要がある。」 「その次に、神の意志が自分の利己的な意志に取って代われるよう、 自分の意志を神にゆだねる決心をしなければならない。」 「そして、これを行うためには、」 「利己的な意志がどんな姿を取って私たちのなかに現れるかを 見きわめる必要がある。」 目線。 僕の目線が、ある点から離れると、僕はもがき始める。 そして、それと同時に、忘れはじめる。 依存症者である僕が生きるために、必要なものを。 それは、かつて、ギャンブルやアルコールが止まらなかった頃に、 でも、それらをやり続ける理由を産み続けたものに似ているんだ。 借金や犯罪事実が明るみに出る事を恐れて、僕がしたことは、 それらのお金を返したいという気持ちでやったギャンブルや、 何とか隠し続けたいと重ねた窃盗だった。 そして、死んでしまえば解放されると、飲み続けた酒の量。 こわいんだ。 そりゃあ、こわい。 けれど、じゃあ、どうするのかという時に。 僕は、やっぱり、自分の内面としっかり繋がっている必要がある。 色々と、考えます。 真面目に考えたり、途中で面倒になったり、けれど、やはり考える。 不思議です。 自分の中に答えを求めようとしても、時として、曇りガラスの向こうに 何かがあるようで、探しても出てこない。 そうか。ガラスを曇らせているのは、他でもない、自分の恐れだ。 で、あなたと話すと、その曇りは、少し晴れるようです。 その先に、見つけられたらいいな。 さがしているものが。 ありがとう!!!
by mi8_bluesnow
| 2012-04-13 23:51
| 日記
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