by mi8_bluesnow
|
2012年 12月 11日
いかにして温まるか、火曜日。 思いつきで、コンビニで、「チューブしょうが」を買いました。 いつも飲んでいる、わかめスープに入れたら、 身体の中からホカホカするんじゃないかと、結構な量。 インスタントみそ汁はダメです。味がおかしくなる。 僕が思うに、わかめスープが合います。 まぁ、なんだって、いいのですが。 風呂は、40度を少し下回るお湯に30分入ると、 副交感神経が云々で、冷え症の対処にもなるらしく、 とりあえず信じてやっています。 冷えの解消というより、それくらい風呂に入ると、なごみます。 一日、色々とあったけれど、まぁ寝ようか、と。 2003年の冬、2005年の冬。 寒さなんか、感じなかったのです。 ギャンブルが止まらず、借金が膨れ上がり、 あげく、会社や同僚の金に手をだしていた頃は、何も感じなかった。 常に、身体全体が、するどく尖った感じがして、周りの動きに過敏で、 そんないきり立った感覚を、お酒でどうにか鎮める日々でした。 ちょうどこの時期、行為が発覚し、その日のうちに仕事を失いました。 ロッカーを片づけ、デスクを片づけ、何もかも、残さずに。 まるで、最初から、そこにいなかった、かのように。 全てが明るみになって、ほっとした気持ちもありましたが、 それ以上に、酷い事、恥ずかしい事、そんな気持ちを感じないように、 こっそり、会社をあとにしました。 さあ、どうしよう。 明日から、会社に行くという事がない。 街は、12月の慌ただしさ。 その慌ただしささえ、僕は、酔いの道具として使いました。 自分はどうすべきか? ・・・そんなこと、考えたくもなかった僕は、街をぶらつくだけでした。 皮膚で寒さは感じなかったけれど、 心の中は、凍えるようでした。 あれから、何年か経ちました。 ステップを実践する以前は、これらの出来事が度々夢に出ました。 嫌な汗をいっぱいかいて、跳ね起きたのを思い出します。 いまは、そのような夢を見る事がありません。 ステップの埋合せを通じ、自身の起こしたことに向き合い続けている、 その恵みなのだろうと思います。 起こした事は、消えません。 ただ、以前の僕が残念だったのは、その事実から目をそむけ、 心をそむけた結果、何ら学ぶことが出来なかった。 なぜ、僕は、あのような犯罪を起こしたのか? その時の自分の問題は、一体なんだったのか? プログラムを通じて検証し、改善の行動を取ることが、 自身のギャンブルや酒を止め続ける「糧」に、繋がっています。 決して、偉そうな事を言える僕ではありません。 いまだって、完璧じゃないどころの話しではありません。 けれど、責任を果たしながら生きていきたいと願い、 だから、その為の努力は続けています。 あの年の12月が、あったからこそです。 ありがとう。
by mi8_bluesnow
| 2012-12-11 23:09
| 日記
|
ファン申請 |
||